オレンヂなデイズ

イタリア帰りの起業家、奮闘する

ヨーロッパでは男女はもっと平等なのよって言われて

チャオ!

この度、ボンジョルノプロジェクト(以下、B!プロジェクト)が終わるので振り返る企画の2話目です。

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全てにおいて、恵まれた神プロジェクトでしたが、一番はやっぱり人に恵まれていたことです。

 

上の写真がB!プロジェクトにおける僕の上司、キャリーさんとその更に上司、アントネッラさん。

 

フィレンツェに滞在中、本当によくしてもらいました。

 

キャリーさんは昔からB!で働いている人で、台湾人ですがロンドンの大学を出て、イタリア人の旦那さんと結婚してボローニャ在住、フィレンツェまで毎日電車で1時間ちょいかけて通勤していました。

 

彼女が折に触れて言う言葉が結構僕にはぶっささる事が多かったのですが、なかでも"In Europe, men and women are more equal"ってやつでした。

 

いやー、それは本当にそうです。B! s.p.aでは管理職とかシニアマネジメントも本当に半数が女性でした。(s.p.aは日本で言うところのK.K.みたいなもの)

 

そういう部分では日本は本当に遅れているなぁと思います。企業の取締役とかは一つの象徴ですが、何かにつけて男尊女卑の文化が残っているのは、日本では男が自分の地位を守る為にそうしているのですが、実際生活してみるとイタリアの方がはるかに男性が楽そうに生きているんですね。。

 

女性が活躍する風土にすると、女性が才能を発揮してくれるので、一見男性の立場が危うくなりそうなものですが、結果的に男女対等の文化の中で生きる方がジェンダーロールの制約から自由になれる点で男たちにとっても良いんだなと思いました。皮肉なもんですね。

 

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トスカーナ地方に初めて来たときに、自分はここに住むことになるって直感で感じたというキャリーさん。バリキャリって感じで仕事してましたが、時々詩的なことを言うのもヨーロッパ的な格好良さだなと思いました。

 

ではでは皆様、良い連休を!!