オレンヂなデイズ

イタリア帰りの起業家、奮闘する

遥かなるフィレンツェ

昨日、ついに雇用契約書にサインして提出した。新しい章のスタートだ。

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実際、ここ一週間悩みすぎて禿げるかと思った。二つの会社からオファーを同じタイミングで頂戴し、どちらにするかを決める期限が1月13日だった。USの会社とイタリアの会社(両方共にデジタルマーケティング関連)、木曜の夜まではUSの会社にするつもりでいたが、最後の最後でやっぱりイタリアの会社に行くことに決めた。

 

給与面の条件は全く同じだったが、USの会社の方は結構なボリュームのストックオプションが付いていたので、そちらを辞退してオプションの無い方に行くのが果たして正解だったのかは今でも分からない、でも最終的にメンターの言葉通り我が本能(Intuition)に従った。

 

ドコモデジタルとは、ボン・ジョルノと言うイタリアの会社をNTT Docomoが10年くらい前に買収して作った会社だ。ここ10年でグローバルでは1500人規模の会社に成長し、でも日本人は社長と他にもう1人だけと言う稀有な企業体だ。(厳密にはその他に10名ほどのドコモからの出向者が欧州に居るらしい)

 

日本には一人も社員が居ないので日本法人は現時点では存在しない。2月の下旬までには設立すると契約書には書いてある。僕が日本では第一号になる訳だ、essenceの時と同じ、既視感だぜ。前回は失敗したが、その経験を経て今度こそは成功させる、必ずだ。

 

僕の所属するDigital Acquisition Teamはフィレンツェに拠点を置く。トレーニングはフィレンツェで三ヶ月!ここ最近、やたらイタリア語に凝っていたのが功を奏しそうな気配がしてきたぜ。もちろん講義そのものは英語でやってくれるだろうが、街でパンを買うにもイタリア語が必要になるだろうから頑張りたい。ダンスをするとなれば言わずもがなだ。

 

いつか、真のGiocatore(競技選手)と呼ばれるその日まで、これは頑張るしかないやろ。燃えるぜ・・・。

 

フィレンツェから天下最強のWDSFチャンピオン、シモーネ & アネッサのダンスチーム・ディアボロが拠点を置くマリネッラまでは車ならわずか一時間半の道のりだ。

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ミルコ・ゴッツォーリ、ベネデット・ファルージャ、シモーネ・セガトーリ、パオロ・ボスコ、夢にまで見た最強のダンサー達。全ての道は、イタリアに続く。

 

おっしゃ、待ってろよ遥かなるトスカーナ!(まだ日程も決まってないけど)

Grazie amigo!