オレンヂなデイズ

イタリア帰りの起業家、奮闘する

トークンて何かふわっと説明します

チャオ!

同僚によるとこの冬は去年ほどでないにしろイタリアも寒いらしいです。

 

さてさて、今朝のニュース、仮想通貨全体の時価総額はこの1ヶ月で1/3になりました。

 

イノベーションの鬼、ジョブスの相棒、ウォズニアックももう怖いから仮想通貨は持たないと言ってニュースになったほどです。。

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まじか、あのウォズニアックが売ったのか、、、

 

それでもガチホでしょう!

 

何故かって、面白いんだよ。

てな訳で、今回は「トークン」について説明します。

 

日本のヨドバシカメラでもビットコインで物が買えますね。でも、「イーサリアム」では買えません。何故かって、イーサリアムは通貨としても使えるけど、そもそも「トークン」を作るために設計されたものだからです。

 

目指すところは、"Tokenized Economy"。

そう、トークン経済です!

 

なんでトークン経済が必要かって、より公平な利益分配のモデルが可能と言われているからです。サンデル教授の正義とは何かって議論が昔ありましたね。

 

西洋の「正義/Justice」は、所謂「悪をやっつける正義」とは関係がありません。

Justiceは「公平な利益分配の仕組み」を意味すると思えば多分当たってます。

 

その視点で見るとサンデルの正義論はこの今日の競争社会から生まれる格差の是正にも繋がっている話ですが、「トークン経済」にはその可能性があると言われています。

 

それは何故か?

 

一つの生態系で、同じ通貨として「トークン」を利用することで、今までよりもフェアな利益の分配が可能になるからだと言われています。

 

例えば今の分散型アプリ (Decentralized app)開発の事業では、トークンを活用して以下のような開発形態がすでに実施されています。

 

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正直、概念を理解するのは難しいっす。説明するって言って、自分もふわっとしか分かっていないと言う・・。

 

ただ、ふわっと分かっていればいいのかなって思います。

 

トークンで何かを買ったり、或いは売ったりして、作業を頼む時にインセンティブにして、それらを法定通貨に替えたりして最終的にお金にする。

 

トークンにはそれぞれにルールが定義されていて、そのルールが定義されたデジタルの契約書が「スマートコントラクト」と呼ばれる物です。

 

・・・一回では説明しきれませんでしたし、正直全然噛み砕けてないのは100も承知。

 

とにかく、「少しでも良い世界を実現するためにトークン経済を目指す」。それがトークン経済の根本原理です。とりあえずそれだけ分かってればいいかなって。

 

儲けるためだけに仮想通貨があるんじゃないんだよ・・。

近い未来、トークン経済の夢は実現するかもしれないし、しないかもしれません。

でも見る価値のある夢であることは確かそうです。

ではまた。

 

アリーヴェデルチ