オレンヂなデイズ

イタリア帰りの起業家、奮闘する

斬撃ノ特訓 - Feelin' SAMURAI SOUL

チャオ!!

 

突然ですが斬撃の特訓しとります・・。

f:id:tomokawasaki:20181012180754p:plain

今まで漫画とか小説でしか見なかったけど、日本刀って手に取ってみるとなんか本当にすごいです。

 

f:id:tomokawasaki:20181012181104j:plain

この写真は刀身が写ってないですが、この脇差は約200年前に作られた物です。

今から200年前と言うと、1818年、明治維新が1868年なので維新の五十年も前です。

f:id:tomokawasaki:20181012183559j:plain

素晴らしい抜刀道(居合)の先生から刃紋の見方など、侍の文化も含めて習います。

 

最近「ちるらん」にハマっているので幕末と言うキーワードに痺れます。

 

江戸時代の人がこの繊細な日本刀を作ったのかと思うと感動がすごいし、そもそも上野の博物館にあるのを見る程度かと思ってたら触れる江戸時代の刀もあるんですね。。

 

f:id:tomokawasaki:20181012182236p:plain

 

ずっしり重い太刀を上段に構えて、静かに気を整えます。

 

まず思うのは、「重い」!!

 

これを自由に扱うのはかなりの筋力が必要です。太刀が重いので、振るよりも止める方に筋力が必要との事。

 

的を斬る為には、刀の軌道と刃の向きが合ってないといけません。

 

上段に構えたら右足前の左足が後ろ。いつも通り体幹を感じて、まずは肩から角度を作り、次に手首を右に少し倒して刃の向きを右に倒すとあら不思議、右から左に振り下ろす剣の軌道に対して刃の向きが的に垂直に当たります。

 

精密な技術が必要です。

 

・・・気を整えたら、

 

「ちえすと!!!」

f:id:tomokawasaki:20181012183153p:plain

 

マジで斬れました!

 

いつか剣道やってみたいともう十年くらい思い続けています。

多分いつか・・・機会があれば。

 

ではみんな、良い週末を!!

 

 

 

 

 

 

 

そしてトークン化するニューヨークのコンドミニアム

f:id:tomokawasaki:20181006150104p:plain

近頃ちょっと値動きの冴えないイーサリアムブロックチェーンの無限の可能性を感じるニュースがありました。

f:id:tomokawasaki:20181006151812p:plain

 

フォーブスの元記事はコチラ

 

だいぶ情報量が減りますが日本語の記事はコチラ

 

イーサリアムを使ってトークンを生成すると、資産の所有権を意味する証券をデジタル化して、世界中の投資家に販売することが容易になります。

 

イーサリアムから作るトークンはERC-20と言う仕様に準拠しているので、どんなトークンでも基本的には同じようにアドレスを指定して送金したり、ウォレットに格納したり、「スマートコントラクト」と呼ばれる電子的な契約書で基本的な取り決めを定義する事が出来ます。

 

登場した当初は、送金が遅延したり、不具合がいっぱいありましたが、今やテクノロジーとして安定して証券売買に使われるほどになりましたね。。

 

テクノロジーが普及期になると、色んな所で衝突が発生します。

 

スカイプがいよいよ使えるソフトウェアになって普及して来た時、スカイプは電話なんだから電話会社と同じように通信事業者の免許を取らないとアカンと言い出して、フランステレコムとか世界中で訴訟を引き起こしました。(特にSkype-In番号と言われる普通の電話からの通信をパソコンで受ける仕組みを発表した時)

 

AirBnBもウーバーもその点は同じで、既存の旅館業やらタクシーやらと衝突するものなので、旅館業法やら何やら色んなしがらみと戦う運命にあるみたいです。

 

イーサリアムも、「証券なんだから関連の法律でしばれ」と言い出す輩が噴出して大論争になっていたみたいですが、何やかんやで一段落してよかった。

 

そもそも既存の証券売買の仕組みが圧倒的に売り手に情報が集まってしまう非対称性があるので、その辺りを打破する可能性のあるデジタルの技術を、今の法律と同じやり方で縛ったら何にもならないっしょ。

 

リーマン破綻に繋がったサブプライム問題も、金融デリバティブ製品の不透明さを使ってリスク商品を売りまくった結果だったはずだし。

 

デジタルって、実は役に立つ事もあるよね。

それでは良い週末を!

 

ヨーロッパで普通にスマホを使おう 完結編

ボンソワ!!

f:id:tomokawasaki:20180928170330j:plain

長々と続けて参りました「ヨーロッパで普通にスマホ」のコーナーもいよいよ完結編です!

 

僕らの世代がみんな基本デジタル・ネーティブなはずなので、たとえ知らない異国でも普通にスマホが使えるだけで何でも出来る気がしてくるから不思議ですね!

 

さぁ仕上げのステップを行ってみましょう!

 

・・・と、その前に、すいません、電話会社によっては最終ステップの「クレジットをチャージする」の前にもう一段階のステップが必要でございました。

 

まっこと申し訳ない!!

 

補足の手順:アクセスポイント名を設定する。

携帯会社によっては、貴方のiPhoneでデータ通信を実施する前に、「アクセスポイント名(APN: access point name)の設定が必要です!

 

何もビビることはない。超簡単!使いたい携帯会社名前と"APN setting"ググれば一発!

例えば僕がスイスで使ったLyca mobileだとこんな感じ。

f:id:tomokawasaki:20180928171406p:plain

上の"Cellular Data"だけ見れば大丈夫。

iPhoneの「設定⇨モバイル通信」からアクセスポイント名を設定出来ます。

APNは"data.lycamobile.ch"と、Usernameに"lmch"とPasswordに"plus"って入れるだけ。

 

まぁ、普段デジタルに触れない人にとっては、ちょっとハードルありますね、英語のネットに抵抗があるとちょっと大変、確かに・・。

 

でも、ここだけが山場です。

 

ちなみにLyca Mobileではアクセスポイント名の設定が必須でしたが、フランスで使った"Lebara"では不要でした。携帯会社によって必要な設定が違います。

 

手順3:クレジットをチャージする。

 

ここまで来れば貴方のスマホが活躍するのも時間の問題となりました。

前回のモバイルショップ編で、SIMを買うと「タバコショップでクレジットは買えるから買ってチャージしてね」って言われます。

 

日本人なら、「え、タバコショップで通信のクレジット買うって・・何なん?」と目を丸くするでしょう。

 

しかし、心配はご無用です。本当にタバコショップで買えるのです。

ちなみにフランス語だと「タバック」でイタリア語だと「タバッキ」になります。

スイスでクレジットを買うのは普通に「キオスク」です。

f:id:tomokawasaki:20180928173156p:plain

これらのタバコショップは、日本で言う所のコンビニの役目を果たしています。

 

ちなみに余談ですが日本では、スカイプクレジットを実はコンビニのファミポート、ローソンのLoppiセブンイレブンの「マルチプリンター」で買うことが出来るのです!仕組みは同じなので見て行きましょう。

 

覚悟を決めたらパリの「タバック」に入って、レジのおばちゃんに"I want to buy 2GB data communication credit for Lebara"と言い切りましょう。

 

タバコショップは当然地元密着の路面店なのでぞんざいな扱いを受けること間違い無いですがひるんでは行けません。「俺は絶対買う」と言う断固たる決意を込めて話してください。

 

そうするとレジのおばちゃんは「やれやれだぜ」って顔をしてこんな紙をくれます。

f:id:tomokawasaki:20180928173757j:plain

フランス語な時点でマジお手上げって感じですが、諦めてはいけません。

要は真ん中の数字の暗号が大事です。こいつがいわゆる「森へのパスポート☆」。

 

SIMを入れ替えたスマホを取り出したら、おもむろに❇︎133❇︎2515091762008864#と打ち込んで通話開始ボタンを押してみましょう。

2515から始まる番号が貴方の購入した16ケタのPIN番号と言われるものです。

 

「え、マジ?電話するの?」って思うでしょう?

 

しかし、次に貴方が見るのはこんな画面です。

f:id:tomokawasaki:20180928174344p:plain

実際のLebaraの画面はスクショ取り忘れたのでこれはスイスで使ったライカモバイルのスクショです。

 

手順としては以上です。これで貴方のスマホは魔法がかかった状態。ヨーロッパの国々でも問題なくデータ通信が出来て、何処へでも旅のお供として心強い存在になってくれることでしょう!

 

ここで賢い読者の皆さんはSIMと2GBのデータ通信を購入して合計で1500円!安!!!と思ったでしょう?

 

そう、、日本と比較すると格段に安いです。

 

日本ではそもそも2GB買うのに2000円なので倍です。

その上、携帯会社は基本2年契約!途中解約すると10,000円くらい取られますよね?

どこかの大臣かなんかが、「日本の携帯会社は高すぎる!少なくてもあと四割は下げられる。」と言ってましたが、本当にヨーロッパと比較すると高過ぎてびっくり。

 

ヨーロッパで僕があのまま携帯を使い続けたら2000円で1ヶ月に4GBの通信が出来る訳です。携帯代つってもeBayで中古のiPhone7買えば500ドルくらいのものです。

 

まじでボラれてる感じになっちゃいますが、楽天が参入するみたいなので少し期待しましょう。・・・嘘です。日本の携帯会社は高品質なサービスを提供しているのです!!特に検索で情報を得るのが不得意な高齢者の皆さんには、携帯会社の店舗でのサービスが必要なのはまぁ事実ですね。

 

では良い旅を!

ボンボヤージュ!!

f:id:tomokawasaki:20180928175816j:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨーロッパで普通にスマホを使おう その二

ボナセーラ!

f:id:tomokawasaki:20180927164722j:plain

気付けば帰国して二週間が経ちました。今回時差ボケを一週間くらい引きずりました。

すっかり日常に戻りましたが・・たった二週間前のことがなんだか夢みたいです。

 

さぁ、前回から引き続き、現代人の生活の基盤たるスマホを最安で便利に使う方法を説明していきましょう!

 

輝く「通信の自由」までたったの3ステップ!

 

手順1:モバイルショップを探す。

手順2:SIMを入れ替えてネットワークに接続する。

手順3:クレジットをチャージする。

 

全行程はこんな感じ。それでは1個ずつ見て行きましょう!

 

手順1:モバイルショップを探す。

まずはスイスでもフランスでも、とにかく「モバイルショップ」を探しましょう!

おやおや、まず目に入ってくるのは華やかな電話会社の店舗ですが・・

f:id:tomokawasaki:20180927165750j:plain

まるでアップルストアの様な華麗な内装ですね、、引き込まれそうになりましたがもちろんスルーです。もうお分かりですね?

 

第一に特定の電話会社の店舗では、どの会社のSIMを使えば安いのかを比較することが出来ません。第二に専用店舗を持つ電話会社は、その高いランニングコストを利用者に負担させる事で利益率を維持しています。

 

・・・僕の立場でそんな事を言うのも諸問題を誘発しそうですが、分からないことがある人は、店舗で人にヘルプして貰える良さはありますね。

 

さて、てな訳で「モバイルショップ」でGoogle mapを検索すればおそらくどこの街でも複数ヒットするでしょう。一番評価の星が多くついてる所に行けば無難だと思います。

 

パリだとこんな感じです。

f:id:tomokawasaki:20180927170347p:plain

"Repair"の店は修理専門店かもしれないので注意して、SIMを売ってくれそうな無難そうな店に行きましょう。大抵売ってるから大丈夫。

 

星の多い店は店員さんが親切な可能性が高いので、パリでもスイスでも英語でさほど問題はありませんでした。

 

モバイルショップの扉を開けたら、「ボンジュー!」と最初だけ威勢良くフランス語で挨拶して、悪びれずに下記の様に言い切りましょう。

 

「I am traveler from Japan and arrived xyz just yesterday. Can you please kindly give me some recommendation so that I can find the cheap & good SIM card?」

 

これで八割〜九割型大丈夫です。通じるはずです。すかさず"Do you need only data or with voice?"と聞かれるので、迷わず"Data"と言い切りましょう。データ通信と音声通信のどっちが必要かを確認される場合が多いはずです。

 

レストランの予約に電話が出来ないと不便じゃない?と思うかもしれませんが、スカイプを使えば普通に電話番号にも発信出来ますから大丈夫。

 

と言いつつ、今のSIMはデータのみだろうが音声通信つけようがそれほど値段が変わるとは思えませんが。

 

SIMの購入には多くの国で個人情報の登録が義務付けられています。パスポートを見せれば大丈夫。パリでは自分で登録する感じで、スイスでは購入時に店員さんがやってくれました。

 

さぁ、SIMの購入が済んだらいよいよ貴方のスマホに命を吹き込みましょう!

 

手順2:SIMを入れ替えてネットワークに接続する。

 基本、SIMは高くありません。パリではLebaraと言う会社のSIMが10ユーロ、スイスで買ったのはLycaのSIMで5フラン(500円程度)でした。

f:id:tomokawasaki:20180927171745j:plain

僕らのスマホのSIMは大抵ナノSIMと言われる極小サイズのSIMです。

この小さなカードの中に電話番号などが記録されています。

 

SIMに記録されている固有の番号は、専門的には「MSISDN」と言います。これはつまり日本の携帯の場合は+819012345678みたいに、国番号も一緒にSIMに記録されているのです。

 

細かいことはさておき、買ったナノSIMをぶっ込みます。

f:id:tomokawasaki:20180927172541p:plain

この時に使う「ピック」が、SIMを買った時のパッケージに入ってないことがあるので要確認です。ピックは、なるべく日本の電話会社で貰ってからヨーロッパに行きましょう。

 

・・・あともうひと手順なのですが、今日は力尽きました。

クレジットのチャージ方法については次回の投稿で説明します!

 

チャオー!

f:id:tomokawasaki:20180927173345j:plain