オレンヂなデイズ

イタリア帰りの起業家、奮闘する

挫折を乗り越えて

チャオですー!!今日はやたら寒いですね!

フィレンツェで長期滞在したHoliday Adhocの高級アパートメント。Via Giovanni Lanza.

 

いやー、事業再構築補助金を利用した資金調達、第一回は不採択により失敗です!

残念!!

 

ま、気長に色んな方法で資金調達を試みているので、いつか必ず成功させますわ!

いつだってチャレンジとはすなわち挫折の繰り返しです。

 

さてさて、前回から開始した新コーナーが反響莫大につき、気をよくして久しぶりの2週間連続の投稿になりました!

 

思えばもう7年もこんなつまんねーブログを低空飛行で続けてきて、こんなに反響があったのは初めてかもしれません!!

 

危険球スレスレの魔球を放ったかいがありましたね。では行ってみましょう!

 

  • 緊急連載「グローバルMarketへの片道切符」第二回

さぁ今週も始まりました!

 

このコーナーでは、20代のときから現在まで、英語の練習がてら300人以上の外国人ヘッドハンターと話し、のべ800以上のジョブデスクリプションを受け取った僕がよりすぐりのJD情報を公開します!

 

何故片道切符なのかって?

一度グローバルな環境で働いたなら、一般的にドメスティックな環境には戻れなくなると言われていることからこの名前にしてみました。(※あくまで一つの参考であり、例外はいくらでもあります。)

 

そして最近、所謂「グローバル人材」について一般的に幾つか誤解があることに気付きました。

 

まず最初の誤解は、グローバル人材には意外に学歴は関係ないことです。

本当にグローバルな仕事の現場ではとにかく常に人材が足りません。なんといっても日本ではビジネスレベルの英会話が可能なのは労働人口の3%未満と言われているほどです。

 

従い、日東駒専MARCH早慶旧帝大を問わずリスクを取ってチャレンジする人材にはチャンスがありますし、僕の知り合いでは高卒でデジタルマーケティング領域では著名な外資系企業の日本第一号社員になった人も居ます。

 

デメリットは、なぜか頻繁にサイコパス/ソシオパス系の輩に遭遇することです。

おそらく言語の壁が、日本の均質な社会では弾かれてしまうやばい連中にとっての隠れ蓑になっていると思います。従ってそんな人物と関わる場合はファイティング・スピリットは必要です。

 

ではでは前置きはこの辺で今日のJDはコチラ!

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Dear Kawasaki-san,

 

I have an exciting new opportunity with an international company entering Japan, looking for their first hire here.

DOCOMO Digital is the European based operation unit of NTT DOCOMO. It operates 100% independent of its parent company and is a completely international culture. This hire will be the first Japanese speaker to join their team!

DOCOMO Digital is an advanced mobile commerce ecosystem-enabling platformer aiming to make consumer transactions convenient, safe and with universal coverage. 

DOCOMO Digital benefits from its parent companies experience in Japan, but, is an independent international global company present on 6 continents through nearly 1,000 people of 50 nationalities in 35 offices. Main offices of the company are London, Dusseldorf, Milan, Madrid, Paris, and Florence. 

Please visit www.docomodigital.com or the LinkedIn page.

They are searching for a Senior Customer Acquisition Manager for Japanese Market.

This person will receive a two months training in Europe and then relocated in Tokyo office. The position is within the Global Customer Acquisition team.

 

This is the first hire in Japan and the growth opportunity, international exposure and benefits are highly competitive along with complete autonomy and flexi time. The salary range is flexible.

 

Please have a look at the attached JD and get back to me a.s.a.p. if you’d like to apply.

Best,

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マンマミーア!

そうです。これは伝説の、ド〇モデジタル!

僕がイタリアに行くきっかけになったJDです!

 

普通ならド〇モって時点で未読スルーですが、名前と親会社がドコモってだけでこの会社は正にBUONGIORNO SPAと言う名前のイタリアで上場していたモバイルテクノロジーの会社なのです。

 

概算すると、JDは800受け取ってうち応募したのは多分全部で30件とか、で、実際にオファーを受託したのは8件。つまり着任に至るJDは受け取った全体の1%なのです!

このJD summaryを見ただけで血沸き肉躍る感じが伝わるでしょうか?

  • 日本での採用第一号 / This is the first hire in Japan
  • 6大陸で展開するオフィス、1000人以上の従業員。
  • ヨーロッパでの研修

 

・・・そう、もはや行かない理由がありませんね!

 

さらに良かったことは、正社員ではなく、コンサルタントで着任できたことです。なので給料は毎月イタリアに請求書を送り、イタリアから僕の銀行口座に送金されるプロセスになりました。

 

この利点はいろいろありますが、自分の裁量で経費を計上できて、当たり前ですがコンサルで安定した収入を得ながらも自分の会社を経営できることです。

 

逆にデメリットは税務署から時々「この外国からの送金は何なのか回答してください」と手紙が届くことです。。刺激的な経験ですね!

 

ではでは今日はこの辺で!

 

Buonagiornata!