オレンヂなデイズ

イタリア帰りの起業家、奮闘する

熱狂のマドリード

オラ!

 

今までチャオチャオ言いまくってたのに飛行機で2時間半飛んだだけでいきなり「オラオラ」になりました!EU内なので税関もないし通貨も同じだし国境を超えたっつっても隣の県に来たくらいな感覚ですがやっぱり立派に違う国です!

 

そんな急には癖が抜けなくて空港から運んでくれらタクシーの兄ちゃんに「グラツィエ」って言ったら若干怪訝な顔をされたけど、去り際に「チャオ」って言ってくれました!えぇ兄ちゃんや・・。

 

ホテルの周りをほんの15分歩いただけでサッカーコートが二つもありました!

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プレイしてる子供達のレベルが半端ないです。暫く見入ってしまいました。

 

俺はサッカーなんて出来ないから全く分からないにも関わらず、ダッシュからの空中で超柔らかいボールタッチとか、ワンバウンドさせても鋭く枠内に飛ぶシュートの弾道とかインパクトの音とかスピードとか明らかに草サッカーやないやろコレ!

 

見てお分かりになる通り、このコートはキッチリ金網に囲われているので、ボールが外に飛んで行くことなくずっと途切れずにプレーを継続することが出来るちゃんとしたコートです。今の季節日没は10時なので、彼らはずっとここでプレイし続けているんです。そらぁ上手くなるやろね。

 

さすがレアルとアトレティコのあるマドリードだなって、思い出しました。そして、ホテルに戻ってディナーを食べ始めたのですが、なんと今日はレアル・マドリードの試合だったのです。ホテルのレストランには大きなディスプレイがありました。そしたら試合の時間になったらわらわらと突然来るわ来るわ・・・・!

 

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この後もドンドン老若男女が集まって来て、閑散としてたレストランバーがあっと言うまにすごい熱気です。つーかね、ここホテルやで?明らかに地元のレアル応援団の人たちにしか見えないんやけど、どうなってんの??

 

これが国技の熱狂ってやつなんだなって関心してたら、隣の席におじいちゃんとその娘さんみたいな感じの二人が陣取って、注文もせずディスプレイを見やすい位置に机と椅子を動かして観戦を始めました。

 

暫くしてさすがにスタッフの人が来て机を動かすなって注意すると(言葉分からないので想像ですが)、50後半か60前半くらいのおじいちゃんが目前の柱をガンガン拳で叩きながら「このファッキン柱のせいで見えねーんだよゴラァ!」って叫び始めたのです。(※ 翻訳は想像です)

 

隣でパスタを食いながら、苦笑を飛び越して結構笑ってしまいました。おじいちゃん!すごい情熱の熱量です!!これが情熱のスペイン!熱狂のマドリードかっ!!

 

街全体がこれだけ熱狂すると言うのはすごいですね!

レアル・マドリードは開始1分30秒くらいでC・ロナウドが得点していました。普段サッカー見ないのになんだか面白くて前半は全部見ました。

 

www.footballchannel.jp

前に代理店でDAZNを担当していたので、欧州サッカーの記事は一時期読みまくっていました。一番印象に残っているのはこのFootball Channelさんの記事です。

 

スペインのサッカークラブは、なんと国からお金が融通されている国営企業みたいなものなんです!そりゃあ世界中から強い選手を買える訳だよね・・

 

中国の政府から出ているお金を使って外国の企業を買うファーウェイみたいなもんかな、反則やろソレ・・って感じですが大衆の熱狂が産むポピュリズムの政治もここまで現地の熱狂を感じると、なんかもうそんなもんなんかなと思いますわ。

 

老若男女みんなが同じスポーツに酔って、熱狂する街、マドリード

結構羨ましいなって思いました。

それではまた!

 

アスタラビスタ!