オレンヂなデイズ

イタリア帰りの起業家、奮闘する

若者が夢を見られる世界へ

チャオ!!

 

今日は雪の中横浜遠征です。寒いね。

 

ビットコインもイーサもオワタと思っている人も多いだろうけど、まだまだこれからっしょ、と思っている。

 

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でもやべーよ。2017年の初めは15万だったのにね。。

 

あの頃、みんな本気で億れると思って、すごい熱量でイーサエコシステムを研究してたのが噓みたいだね。。今や1イーサは1万3千円だよ。。

 

皆で盛り上がってたあの頃、若者が夢を見られるって、こういう事なんだなとマジで思った。

 

右肩上がりが望めない日本になって久しいと言うか、おれが社会人になった頃から既にドットコムブームは終焉していたし、誰もプラプラ生きてて右肩上がりだなんて夢見てるやつは居なかったと思うけどね。

 

テクノロジーの世界には有名なハイプサイクルって言う概念があるんや。

 

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ブロックチェーンも勿論例外ではなくて、1イーサ15万が「ハイプ(興奮)」の頂点だった訳なんだが、これからバブルな部分が下がりきった後は実用性が高まるにつれて地道に価値は上がっていくと信じて、ガチホあるのみでしょう。

 

あの頃夢中になった「セントラリティー」って言うニュージーランドブロックチェーン・スタートアップが有ってね、ニュージーランド政府系のファンドから結構なお金が入ってるんだよ。

 

セントラリティーの提供するライブラリを使うと、アプリ開発者はブロックチェーンの分散データ保持機能を自分のアプリで利用することが出来るんだ。

 

こう言っても普通は訳分からんと思うけど、要するにウーバーみたいなタクシーアプリとか、エアビーみたいな民泊アプリを想像してほしい。

 

要するにタクシーアプリの場合、「ウーバー」って言う会社が存在しなくても、アプリ開発者が「セントラリティー」と言う部品を使ってタクシーアプリを開発して、それで運転手と乗りたい人がブロックチェーン経済圏で繋がることが出来る。

 

アプリ開発者はもう会社から給料を貰ってアプリを開発するんじゃなくて、ブロックチェーンに決められた約束事(スマートコントラクトと言う)に従ってトークンと呼ばれる仮想通貨で支払いを受けてハイ終わりってシステム。

 

ここで重要なのは、この経済システムは今問題になっているプラットフォーム企業による「データの寡占」と言う問題をある程度解決する可能性がある。

 

フェイスブックやグーグルばかりが人々のネットサービスの利用動向やプロフィール情報、購買情報を牛耳るんじゃなくて、ブロックチェーンで構築された沢山のアプリの間で、トークンで情報を売買する仕組みにしてユーザーのデータがフェアに流通する仕組みを作ろうとしたんだね。

 

いやー、すごい事考えるよね。さすがニュージーランド

これからもブロックチェーンはずっと定点観測を続けたいと思います。

 

それではまた!

良い三連休を!

アリーベデルチ