オレンヂなデイズ

イタリア帰りの起業家、奮闘する

ブサイク開放宣言

尊敬するマンボウやしろさんがちょっと前に本を書いた。

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この禁断の書だが、さしあたって僕に、或いはこんなつまらないかもしれないブログを読んでくれている稀有な貴方に直接関係あるかないかはさて置き、非常に大切な示唆を幾つか含んでいるので本投稿で共有させて頂きたい。

 

この本の中でマンボウさんは語る。「どの国に行ってみたい?」と意中の女性に聞け、それで君にとって一番貴重な情報が手に入る、と。

 

これは実はマーケティング的にも非常に的を射ている指摘だ。

過去、貴方がどんな場所に旅行したかと言うデータは実際に現代のデジタルマーケティングを語る上で欠かせないデータとして見られている。旅を企画し、実際に旅行するというのはその過程でその人の人となりやリテラシーがとっても沢山現れている。

どうやって宿泊先のホテルを選ぶか?検索か?Expediaかじゃらん楽天トラベルか?誰と行くのか?いついくのか?などなどが貴方の購買力、コンピュータリテラシー、行動特性やらオトナ度を示しているのだ。

 

マンボウさんによるとまず、この質問に「ハワイ」と答える女性には警戒しなければならないらしい。「そもそもハワイは国じゃねーアメリカの一部やろ頭かるいなー」とかなんとかマンボウさんは突っ込む訳だが、大事なのは皆んなが良いと思う選択肢を選ぶ女性は男性を選ぶうえでも万人受けするイケメンを選ぶ可能性が高いと言うのがマンボウさんの指摘である。

 

逆に旅するうえで明らかに不便そうな途上国を答える女性は人と違う選択肢を取ることに価値を感じる傾向があるので、ブサイクにもキャラクターが面白ければ可能性が生じてくると言うのが彼のポイントだ。なるほどー・・と言う感じである。

 

昔、当時好きだった人が偶然そんな話になった時に南米の途上国をあげたことがあって、結果全くもってかすりもしなかったことがあった。完全に「万人受けゾーン」を外してくる人もまた対応がきわめて難しい事を学んだ苦い瞬間だった。

 

所詮、人間関係全般最後はサイエンス(理屈)じゃなくてアート(直感)だから、ここぞという場面では勘で行っても強行突破する力は持っておきたいものですね。

さてさて、今夜もレッスン頑張ろう!