オレンヂなデイズ

イタリア帰りの起業家、奮闘する

旅立ちの時

突然ですが、さっき辞表を出してきた。

Essenceに日本法人の初代代表取締役として着任し、あれから二年と二ヶ月、目まぐるしく会社が成長し、昨年末にはWPPグループの"GroupM"に買収されて、環境は激変した。振り返ってみて、本当に貴重な経験が出来たと思う。

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マイクロソフトでのマーケティングから、いきなり「デジタル広告代理店」のスタートアップ企業に来るとはまた随分思い切りましたねとそりゃ周囲からは言われる訳だけど、自分にとっては当然の流れだった。

 

MSの中で、スカイプディビジョンはUKのセントラルチームから課せられるブランドガイドラインに縛られて何も自由に施策が打てない状況だったし、チャレンジを見つけることは難しかったのもある。外資でやっていく以上、チャレンジしなければ生き残るのは難しいのもまた事実だし、まぁ外部にその機会を求めるのは必然だった。現に僕の他に当時二人いたマネージャークラスの同僚は二人ともレイオフされて結構たいへんだった。

 

それにしても、代理店の立場からマーケティングをやるのは、本当に貴重な経験だった。プロジェクトの複雑性は僕のキャパの限界を超え、本当にタフだったし、マーケの本質はセールス以上にチーム内の人と人との方向性のぶつかりあいだと言うことが身にしみて理解出来た。この辺りの詳細はまた機会があれば書きたい。

 

まだ立ち上げたばかりで暇だった時は、しょっちゅう近所のこの国立新美術館のカフェで油を売っていたものだったけど、忙しくなってからはそんな時間はなかった。

 

これから年内は今までと比較すると結構時間があるので、この機会に今まで忙しすぎて出来なかったことをどんどんやっていきたいと思う。勿論、ばりばり練習はしながらだけど。

次に何をやるのかは次回のブログで書きます。

いつも読んでくれている皆さんありがとう、それでは!