ジョカト〜〜レ・ブログ

トスカーナ舞踏戦記。

陣内さん vs イケハヤさん

ちょっと前のTokyo FMで、陣内智則さんがゲスト出演して面白いことを言っていた。

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コメディアンの奥さんの典型的な悩みで、旦那が自分との幸せなエピソードを一切公の場で語らず、それどころか夫婦の不幸な場面ばかりが語られるのでノイローゼになる奥様も居ると言うお話しだった。そんなに奇抜なネタが欲しいなら提供してやるわよと、頭を剃ってハゲにした奥方もいたとかなんとか。
 
ラジオ番組で陣内さんの、「幸せな話なんて誰も一切求めてない、みんな人の不幸が大好きなんですよ!」と言う本音をシャウトする様がとても印象的だった。
 
さて次の日、最近個人的にはまっているアルファブロガーのイケダハヤトさんが、お馴染みのノロケ記事を書いているのを読んで、この二つの対比が面白いと思った。
 
「クリスマスだし、うちの妻を褒めてみる」from まだ東京で消耗してるの?
 
コメディアンとアルファブロガーと言うのはコンテンツとして性質がだいぶ異なるけども、片や陣内さんみたいに人々に不幸なエピソードを語ることを半強制的に求められ、一方でイケハヤさんはリア充アピールしていてもアクセスが集まって年商2000万円を超えると言うのは面白い。(収入面では勿論陣内さんの方が大きいだろうが)
 
少なくてもノロケまくっても人々がわざわざブログを閲覧しに来て有料コンテンツまで買っていく訳だから、「幸せな話なんて大多数は求めてない!ウケない!」と言う認識は間違いだろう。うん、そうに違いない。
 
ただ、テレビやラジオといったメディアで、芸人というコンテンツにそのエピソードを求めてないと言うだけのことだろうと思いたい。リーチの莫大なメディアの弱点だ。
 
世の中、聴衆の善意を集めるコンテンツもあれば、悪意や醜い感情を集めてしまうコンテンツもあるのは当たり前だけれど、二人ともお金を儲ける手段としてコンテンツを提供している点では目的が同じなのにも関わらず、ここまで真逆になるのは面白いと思うんだよね。
 
昔からあるテレビなどのマスメディアと、インターネットの新しいメディアと言う違いの本質的なところも表れていると思う。ネットは、うまく使えばクオリティオーディエンス(質の高い聴衆)にリーチ出来るメディアなんだと思う。
 
ビジネスするにしても、どんなコンテンツを、どんなメディアで人々に届けるのか?
選択肢は昔よりずっと広がっていると肌で感じることが出来る。
 
そもそも、インターネットメディアの選択肢が出てきたことで、僕達みたいな「デジタル広告代理店」と言う新たな業態も可能になって、他にもめちゃくちゃたくさんの職種や雇用が産まれて、技術革新は、本当にありがたいことだ。
 
とは言え、デジタル広告は総じて未だに企業の広告費の10分の1程度のシェアで、大半はテレビなどのレガシーメディアに費やされているのが現状だけども。年々、デジタルの広告費全体に占めるシェアが上がっているのは間違いないし、ターゲティングとか色々、広告技術の進化の恩恵を得られるのもデジタルの良いところで、飽きない業界なんだよね。
 
・・と、話が若干逸れてしまいましたがまとめると、やっぱり生き方として、不幸を演じてお仕事をするよりも、誰だってありのままの自分で聴衆に受け入れられて、身の丈の自分の現実を応援してもらいたいもんだよね。せっかくメディアの選択肢も増えて、色々昔より選ぶことの出来る時代なんだし。
 
僕自身も、願わくば仕事だろうが私生活だろうが関わる人達の善意や応援を集めることの出来るよう、懸命な日々を重ねていきたいもんだなぁと思うのです。
 
ダンサーはみんなコンテンツだからね。 
競技のフロアで踊る時、Honor Danceを踊る時、応援して貰えて嬉しいと思うし、常に全力で。応援してもらうに値する自分で居られるように、ボチボチ仕事も大変だけど、日々邁進したいと思うのです。